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八重山諸島

黒島

時間をわすれてのんびり過ごせる「黒島」で、リフレッシュのすすめ

石垣島より船で約30分。別名「ハートアイランド」と呼ばれる黒島

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八重山諸島への玄関口・石垣島から高速船やフェリーで約30分の場所にある「黒島」。島の真上から見えるかたちがハート型にも見えることから、別名・ハートアイランドとも呼ばれている。

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また、黒島の人口が216名に対して、牛の数が2860頭(2018年4月現在)と約13倍の数を占めるので、「牛の島」という愛称でも親しまれている。また、周囲12.6キロメートルと小さな島で、起伏がほとんどない平坦な島なので島内を巡るならレンタル自転車で楽々まわることができる。途中、牛・ヤギや、鳥などと遭遇することも多く、ほっこりするとてものどかな島だ。

 

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干潮時に浅瀬で遊んだり、浜辺でのんびりできる仲本海岸

黒島周辺には、日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」が広がっている。その名のとおり、「“石”垣島」から「“西”表島」までの東西20キロメートル・南北に15キロメートルにわたるサンゴ礁海域で、黒島はその中に位置している。夏場の干潮時であれば、仲本海岸で浅瀬で遊んだり、浜辺でのんびりしたり、夕陽が見られるスポットとしても人気だ。荒天時は遊泳禁止なので、もしシュノーケルをするなら干潮時のみで必ずライフジャケットを着用し、2人1組で泳ごう。

 

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まるで海の上を歩いているよう。青い空へとまっすぐ延びる「伊古桟橋」

青い海へとまっすぐ続く「伊古桟橋(いこさんばし)」。桟橋に立つとまるで海の上に立っているような気分になれる。大人も子供も思わず桟橋の先端まで走り出したくなるような開放感があり、とても気持ちが良い。夕暮れ時に、ぼーっと黄昏れる場所としても、もってこいだ!国の登録有形文化財にも指定されているほか、地域の人々にも親しまれている場所で、昼間は釣り、夜は星空を眺める人たちが訪れる。

 

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日本で2番目にサンゴの標本数が多い「黒島研究所」。ウミガメの研究でも有名

黒島には、ウミガメの研究所がある。ここでは、ウミガメやサメをはじめとする黒島の海洋生物の飼育・展示しているおり、ウミガメへの餌やりなど家族で訪れても楽しい体験ができる。

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また、研究結果を伝えるための展示室があり、日本で有数のサンゴの標本展示。他所では欠片の標本が多い中、サンゴの原形を標本として持っているのが黒島研究所。そのほか、大型のハーリー船(伝統行事の豊年祭のハーリー競漕で使用されているものと同じ手漕ぎ船)や、ウミガメ専用の漁具など、漁業に関する民具も展示している。

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さらに、黒島に漂着した“宇宙からの落とし物”も展示していておもしろい。種子島から打ち上げたロケットの残骸が、黒島に流れ着いたのだそう。もちろんJAXAに許可をもらって特別に展示している。とても珍しいものであり、注目の展示品のひとつだ。

 

ウミガメは魅力の入り口。亀田さんが語る島の魅力

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実はこの施設、NHKの朝ドラ「ウェルかめ」(2009年9月〜2010年3月まで放送)のロケ地にもなっている。今回、施設のご案内を頂いた主任研究員の亀田和成(かめだかずなり)さんも、このドラマの主人公が誕生するヒントになった人物のひとりなのだとか。

黒島に移り住んで13年目になるという亀田さんに黒島のおススメスポットを聞いてみた。

「おすすめスポットとしては、西の浜とか、黒島展望台などですね。西の浜は海の青さが綺麗で、3種類のウミガメ(アカウミガメ、タイマイ、アオウミガメ)が産卵するということで世界的にも珍しい、ウミガメたちの産卵の浜でもあります。アカウミガメの産卵場所の中では最南端であり、タイマイの産卵場所では最北端にあたります」とのこと。貴重な産卵地であり、アカウミガメは音や光に敏感でもあるので、産卵時期は夜間に訪れるのを控えるなど、マナーを守って訪れてみたい。

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そして、もうひとつのおすすめは黒島展望台。「島の中心にある展望台は見晴らしがよく、とても開放的でとても気持ちがいいのでおススメです。」とのこと。さらに黒島展望台のこんな面白い誕生のエピソードを語ってくれた。
「黒島展望台は、県道黒島港線沿いにあるのですが、県道黒島線を作る際、多めに資材を持ち込んで、その時に余ったものを活用して作ったのだそうです。」余った資材でついでに展望台を作ってしまうなんて、島ならではのエピソードだと思った。

「また、自然だけでなく、島の人とふれあうなら、黒島の民宿で宿泊して交流することをおすすめします。島の人たちも夜な夜な集まる宿もあるので楽しいですよ」と語ってくれた。
ウミガメやサメといった黒島の海洋生物の説明や島の魅力など、個性豊かでユーモアたっぷりの亀田さんのお話はとても面白く引き込まれる。ぜひ、亀田さんに一度会いに行ってほしい。

 

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島カフェ「ICONOMA」でひとやすみ

施設を周った後には、黒島唯一のカフェ「ICONOMA(いこのま)」でひとやすみ。伊古集落にある昔ながらの赤瓦屋根のおうちに併設されたカフェ。お庭にはテラス席のほか、ハンモックやブランコもあり、大人だけでなく子供も楽しめそう。

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店内はフランスのインテリア雑誌を参考に内装したのだそう。さらにアジアンテイストもミックスされていて、どこか無国籍な雰囲気がただよう。外で風を感じたり、店内でまったりとくつろいだり、どちらも居心地の良い空間で、時間を忘れて過ごすことができる。

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こちらのカフェではパパイヤカレーなどの軽食メニューやフルーツを使ったドリンクなどを提供している。一番の人気メニューは、南国気分が味わえるフルーツミルクシェーク。遊び疲れた身体には、冷たくてすこし甘みがあるドリンクがちょうどいい感じ。トロみがあり冷たくて、火照った身体をクールダウンしてくれる。それほど甘すぎず、大人も美味しく頂ける味わいで、この一杯を楽しみに来られるお客さんもいるのだとか。フルーツミルクシェイクでリフレッシュできて、笑顔になれるはずだ。

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オーナーの金城珠実(きんじょうたまみ)さんも、かつては旅人。今は黒島に嫁いで、カフェ「ICONOMA」を営んでいる。彼女に黒島の魅力を訪ねてみると「八重山の島々はそれぞれ個性がありますが、黒島は観光地化されすぎていないのが魅力のひとつです。人混みがなく、本当にのんびりできる島ですよ。平坦で、自転車で廻るにもちょうど良いサイズ感の島。少々の不便さも程良くて、自ら情報を探すのに島の人とコミュニケーションをとったり。そうやって何か発見できたりすると楽しいですよね」と語る。なるほど、自転車でのんびり旅が楽しいはずだ。黒島の居心地の良さがより理解できた。

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亀田さんオススメスポットの黒島展望台からは、牧草地を見ることも

ちょっと休憩したあと、亀田さんおススメの黒島展望台に行ってみた。展望台を見上げると、テンションが上がり一気に階段を駆け登った。高さ10メートルほどでも、黒島では一番の高い建物になる。頂上からは360度見渡せるので、360度カメラを使って、大パノラマ写真を撮るのもオススメしたい。とくに黒島は山がなく高低差が少ない島であるから、展望台頂上からの眺めは、とても奥行き感があり、どこまでも広がる開放的な景色が味わえた。

 

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白い砂浜とエメラルドグリーンが美しい天然のロングビーチ「西の浜」

港近くにある「西の浜」は、約2キロメートルにわたって続く、天然のロングビーチ。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しいビーチだ。砂浜を散策したり、貝殻を拾ったり、浅瀬で遊んだりと、大満足。目の前に輝く美しい光景の中で、ゆったりと過ごしてリフレッシュすることができた。日頃慌ただしい生活をしているだけに、たまには島で海を眺めながら休息する時間があったほうがいい。黒島での休息は、電池切れ気味だった自分に充電することができ、これからの人生を豊かにしてくれるような大切なひとときになった。

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Information 基本情報

黒島研究所

住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島136
TEL 0980-85-4341
備考 入館料 500円
URL http://www.kuroshima.org/

ICONOMA

住所 沖縄県八重山郡竹富町黒島1409-1
TEL 090-1179-3204
備考 フルーツミルクシェーク 600円
URL https://www.facebook.com/iconoma.heartisland/

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